2019年9月7日
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国の施策はタイミングがピタッとはまった時に利用しましょう
365日ブログ
768日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
先日、
キャッシュレス・ポイント還元事業について書きました
この時に国の政策は一時的のため、
見送るのも手だと書きましたが、
牛丼の吉野家ホールディングスも
参加を見送ることを決定したそうです
理由としては、
事業に即したレジの改修が間に合わないこと
10%と8%の税率が混在することで
従業員と顧客で混乱が予想されるため、
さらにポイント還元制度でより複雑になることを避けるため
ちなみに、
すき家、ガスト、
ケンタッキーフライドチキンなども
参加を見送る方針のようですね
特に上場企業などは同業他社の動向も
株価の動きも気になるところなので
プレスリリースの取り扱いも
留意しなければいけません
実際吉野屋ホールディングスの株も
この情報のあとに利益確定の売が続いたそうです
ただし中小企業の場合は、
そういったことは関係なく、
自由度が高い経営ができます
今回のような、
現場が混乱するから導入を見送るといった
経営判断も良いことだと思うんですよね
実際消費税の増税に向けて
すでに混乱している業種も多々ありますし、
いざ始まってみるとおそらくまだまだ出てきます💦
このような施策を利用するために
無理やり取り組もうとすると
意外と歪が起こったりするものです
国の施策は、
このような事業のほかにも
補助金や助成金、節税などがあります
ちょうど取り組もうとしていたタイミングで、
施策がマッチしたから利用する
これくらいの感覚で
ちょうど良いのだと思います
アンテナを張り続けることは大事
より良くなる施策は、
活用をしていきたいところですね^^
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄