2023年5月9日
カテゴリー:
区切るから、経営判断ができる
365日ブログ
2,108日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
昨年対比で現預金残高がかなり減っている会社があり、
原因が見えてなかったので不安というご相談を受けました
利益が出ているけど現預金が減っている
こういった傾向はよくあります
月次のキャッシュフロー計画表をもとに分析を行い
現預金が減っている原因を特定して共有をすると、
納得したという返事が来たのでホッとしました
返ってきたリアクションはこちらもうれしくなりますね^^
会社の決算は基本は1年単位で締めることになります
締めた決算は1年間走った成績です
仮にこの決算という制度が無く、
通帳の現預金残高のみであれこれと判断するとなったら
おそらくまともな経営判断もできないし不安でしかないでしょう
複式簿記と決算は人類の偉大な発明ですね
決算として区切ってあるから分析できて原因も探れるし、
未来へ進むための次の一手も打つことができる
取引の交渉や信用の度合いも目安としてわかる
機械的・作業的に数をこなすよりも
経営者と伴走しながら良い決算を組んでいきたいと思います
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄