2019年8月18日

カテゴリー:

決算・決算書・決算業務


「逆」粉飾決算はするどい担当者ならピンとくる

365日ブログ

748日目

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

金曜日はドラマ、

これは経費で落ちません!

の4回目でした

 

 

いやー、

今回も見ごたえがある内容でしたね^^

 

 

今回は、

多部ちゃんが演じる

経理部 森若さんが同僚に誘われて

識高い系セミナーに行ってしまう場面でした

 

 

そこのセミナーから、

入会金50万などを始めとする

会員制の額商品のセールス

受けてしまうことになります

 

 

そこで現在の会員数活動内容について

聞くことになりますが、

森若さんは50万円の内訳が不透明のため

結局お断りをしました

 

 

これは森若さんが個人的に

行ったセミナーの話だったんですが・・・

 

 

このセミナーの話とは別に、

森若さんが勤めている会社が、

この高額商品を売っている会社と

別の商品(コーヒーサーバー)で

取引を始めるかどうかの稟議が始まりました

 

 

会社と会社の初めての取引なので、

慎重に内容を精査している場面ですね

 

 

その中で取った手法が・・・

 

 

決算書の入手

 

 

初めての取引なので、

森若さんの会社は相手から

決算書を入手して相手先の

財務情報の精査を始めました

 

 

現実でも、

決算書は入手しなくても

帝国データバンクなどで

財務情報を取引前に事前に確認する

といったことはよくありますよね

 

 

そこでするどい森若さんは、

決算書の売上の少なさに違和感を感じて

経営者に質問をしていく場面がありました

 

 

自分がクロージングを受けた入会金などの単価と、

経営者から聞いていた会員数の数量

 

 

それと比較すると、

決算書の売上に違和感が出てきました

 

 

あとは自分が行ったセミナー会場で見た、

書籍などの物販売上なども計上されていませんでした

 

 

要はこの会社は

売上の簿外処理をしていたんですね

 

 

ドラマの中では、

’’逆”粉飾決算という言葉で

表現をしていました

 

 

要は脱税のことですね

 

 

なぜ”逆”かというと、

普通の粉飾決算は利益を多く見せる方向で動きますが、

今回は売上を低く見せて利益を低く見せているからですね

 

 

逆だろうが逆じゃなかろうが、

銀行だろうが税務署だろうが、

するどい担当者ならピンとくるわけですよ

 

 

取引・行為があってからこそ、

数字に反映されるわけですからね

 

 

取引・行為があるのに、

数字だけ無理やりいじくるから

デコボコになるんです

 

 

しかも粉飾決算・”逆”粉飾決算ともに

一度手を染めるとやり続けないといけなってしまう、

麻薬みたいにコワイところですよ

 

 

話題になったはれのひもそんな感じですよ

 

資金使途、「その場しのぎのお金」になっていませんか?

 

今回のドラマでも

当然ですが取引は見送られました

 

 

大切な従業員、

取引先の背任行為にならないようにも

やるべきことはやっていく

 

 

改めてそんなことを感じた内容でしたね^^

 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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