2025年10月24日
カテゴリー:
自分の常識、業界の常識を疑おう
365日ブログ
3,007日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です。
昨日、知人の税理士と、その税理士の知人である社労士の方と会食をしました。
会食の場所は、弊社の顧問先の飲食店を利用させていただきました。
その社労士の方は私より4歳ほど年下の方で、30代後半でした。
それにもかかわらず、すでに顧問先の数も多く、
業務経験も豊富で順調そうに見受けられました。
印象的だったのが、
「ホームページを持っていない」
という点です。
それでいて、100%紹介だけで新規契約を獲得しているとのことでした。
若くして独立する士業の多くは、
・ホームページを作る- ・広告を出す
- ・SEO
といった“空中戦”で勝負する傾向があります。
かくいう私も、「まずはホームページを整えよう」と考えましたし、
今もそれが自然だと思っています。
昨日の話を聞いて、
「ホームページはあって当たり前」というのは、
あくまで自分の常識だったのかもしれないですし、
いろんな業者の営業トークが刷り込まれていたのかもしれません。
紹介だけでしっかりと仕事が回っているという事実もあるのです。
逆に、独立当初から空中戦に行くのは難易度が高くなります。
まずは自分の歴史を棚卸をして、“地上戦”から進めることも大切です。
固定観念にとらわれていた自分を反省しました。
我々の業界も、気づけば似たような「常識」で動いていることが多いです。
「独立したらHP必須」
「SNSや広告で発信すべき」
「セミナーを開いて露出を増やす」
もちろん、それが間違いではありませんが、
“それ以外のやり方でも成果を出している人”がいる事実を知ることも大切です。
常識を疑うというのは、逆らうことではありません。
「他にも道がある」ことに気づくための大事な思考習慣です。
自分自身や業界の「当然」や「当たり前」を疑っていきましょう。

公認会計士・税理士
畑中 外茂栄





