2023年12月26日

カテゴリー:

出口戦略と財務戦略


合同会社と株式会社、迷ったら・・・?

365日ブログ 

2,339日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



今日は合同会社のお客様と打ち合わせで、

近いうちに株式会社へ変更するという検討事項が出ました



合同会社と株式会社



どちらも会社形態で税金計算も特に差はないのですが、

一般的に合同会社は設立費用が株式会社と比較して

数万円安く作ることができます



そのため出費をおさえるために、

合同会社を作るというイメージです



支払う費用が少しでも安くなるほうがいいんじゃない?と

合同会社を案内する方もいらっしゃいます



が、

僕個人の考えとしては数万円の削減を考えるだけであれば、

最初から株式会社で設立をおすすめします



というのも、

合同会社は基本的に属人性が高く、

ファミリー企業でかつ清算を前提としている場合はいいとは思います



ですが、

株式会社は資金調達の手法や事業承継の面を考えると、

設計・分散・移転のしやすさがあります



また、途中から合同会社から株式会社へ

変更するというのももちろんできます



ですが、冷静に考えてください



創業時から、

確実にステップアップをして事業や店舗が増えていった場合に、

自然と取引先等はどんどん増えていくのです



リースや会費の固定の支払いも自然と増えるはずです



あとになって名義変更等を行ったりするのは、

なかなか大変な作業になります

また、

器の選定だけじゃなく、

資本金や決算月なども決める必要があります



このあたりも意識しながら決める必要があるため、

弊社では司法書士や行政書士と連携しながら進めています



迷った場合には専門家と相談しながら進めましょう



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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