2021年2月14日
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いつかツジツマが合わなくなるのが粉飾決算です
![](https://sun-tax.or.jp/wp-content/uploads/2021/02/magnifying-glass-looking-to-the-words-fact-fake-made-with-letter-game-picture-id1224819428.jpg)
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1294日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
今日はクライアントから、
クライアントの方の社員の方の住宅ローン関係で
一風変わった質問を受けました
「住宅ローンの審査を通しやすくするために、
源泉徴収票の金額を変えることは可能か?」
正確な内容はもう少し違うのですが、
要は住宅ローンの審査を通しやすくするために
所得を大きく見せたいといった内容でした
この手の相談は明確にNGと
伝えてあげるのがベストです
法人も個人も、
事実以上に過大に見せるのは
良くありません
![](https://sun-tax.or.jp/wp-content/uploads/2021/02/magnifying-glass-looking-to-the-words-fact-fake-made-with-letter-game-picture-id1224819428.jpg)
いわば個人版の粉飾決算のようなものです
通常赤字や債務超過の場合だと
銀行の融資が下りづらくなります
そのため、
粉飾決算をして売上や利益を過大に見せて
銀行融資を通しやすくしようと考える人もいます
ですが過大に利益が見せれば
払わなくてよい税金も払うはめになりますし、
さらに返済が増えることで資金繰りが
さらに悪化する可能性もあります
個人も同様です
給料を過大に見せて住宅ローンの審査が仮に通っても、
そのあとに返済が始まれば資金繰りが
厳しくなるのも時間の問題です
そして粉飾決算は一度手を染めてしまうと、
ツジツマが合わなくなるときが必ず来ます
鋭い行員なら見抜いてきます
粉飾決算は法人も個人も避けましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄