2018年10月29日

カテゴリー:

経営理念(ミッション・ビジョン・カンパニースピリッツ・セルフイメージ)


税金は重要だが、税金は経営判断の基準の一つでしかない

365日ブログ

455日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

先日の日経新聞で消費税の軽減税率導入に伴い、

本年度の税制改正で消費税の免税事業者

課税する案が出ていました

 

 

現行制度上では、

基本的には課税売上が1,000万以下の場合は

免税事業者になり消費税を納付しなくても

良いというルールになっています

 

(※例外の規定もあるので状況に応じて

必ず税理士の方にご確認ください)

 

 

まだ案の段階なので確定ではありませんが、

もし実現したとするとなかなか厳しい改正に

なると個人的には思っています

 

 

※消費税の納税のイメージについては

下記の記事をご覧ください

 

 

お金のブロックパズルで消費税の考え方を学ぼう

 

免税事業者の場合にはこの納付が無いため、

いわゆる益税という状態になっています

 

 

改正が本決定すれば仕方ありませんが、

税金を起点に経営判断をしていはいけないということです

 

 

以前にこんな個人事業主の方のお話を聞きました

 

 

税金が高くなるから、小さい会社であれば売上が1,000万を超えないようにしている会社って多いですよね?

 

 

今回の消費税のボーダーラインの

1,000万円のことを言っているのですが、

税金を起点に売上目標を

決めてしまっては本末転倒です

 

 

もちろん、

合法的な範囲内で

節税をするのは大切なことです

 

 

税金はルールに沿って計算される、

いわば結果でしかありません

 

 

このルールは今回のように、

国が置かれている状況や政策によって

毎年コロコロ変えられてしまうのです

 

 

税制によって取るべき行動を変えてはいけません

 

 

ブレないためにも必要なものは、

ご自身のビジョンです

 

 

税制などをキャッチアップをするのは僕らの役目であり、

ビジョンに向かうために手法は一緒に考えます

 

 

明確なビジョンに向かっていくためにも

国の税制には惑わされないようにしましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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