2018年4月11日
カテゴリー:
創業融資⑦~自己資金の確認、していますか?~
365日ブログ
254日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
新しく創業される方から
政策金融公庫の創業融資について
質問を受けました
↓前回までの記事はこちらをご覧ください
創業の段階で
融資を希望される方は
多くいらっしゃいます
通帳の残高が0になってから
調達を考えるのではなく、
先に手持ちキャッシュを厚くをしてから
事業をスタートします
もちろん借りたものは返す必要があります
もらった資金ではありませんからね
借りたあとの返済計画も
同時に考える必要があります
今回を質問は、
自己資金についてです
自己資金は
下記のようなイメージです↓
今回質問を受けたのは、
自己資金って通帳で確認されるんですか?
という質問です
自己資金というのは、
コツコツ貯めたお金のことです
事業計画上は自己資金が
あるように見せかけて、
実際は通帳残高にまったくない
そのため自己資金があるように、
一時的に親族から借りて
通帳残高に自己資金があるように見せる
これはいわゆる見せ金といって、
自己資金とは認められません
こういった本当に通帳残高にあるか、
見せ金がどうか見抜くためにも
公庫担当者は通帳残高を確認します
通帳のコピーは事前に提出しましょう
公庫担当者から通帳残高を
確認させてくださいと言われる前に
必要書類の一部として
事前に用意するのです
実は昔、
創業融資をお手伝いをしたときに、
失敗をしたことがあります
ヒアリングをして調達したい金額と
自己資金を確認をしたところ、
面談前日になって
自己資金がまったくないことが
判明したことがありました😰
後に通帳残高を確認され、
結果は当然×
かなりいい勉強になりました・・・
一度審査が×になってしまうと、
少なくても半年は再度申込みができません
(あくまで目安です)
調達したい金額と自己資金のバランス
必ず事業計画に落とし込んでいきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄