2018年4月10日
カテゴリー:
経営理念(ミッション・ビジョン・カンパニースピリッツ・セルフイメージ)
店仕舞いの2ステップ
365日ブログ
253日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
昨日の早朝、
NHKのテロップで速報が流れました
サッカー日本代表の監督、
ハリルホジッチ監督の解任です
ワールドカップ出場を決めたものの、
采配が奮わず批判の声が上がっていました
先月行われたベルギー遠征も
1分1敗に終わり、
不穏な空気に包まれました
ハリルジャパンも店仕舞い
ワールドカップまであと2ヶ月ですが、
後任の西野監督を中心に
上手くチームがまとまり
ワールドカップを勝ち抜いてほしいですね
ところで店仕舞いといえば・・・
作った会社をたたむことを
法的に会社の清算といいます
先日とある会社の清算手続が終了しました
かなり昔に作ったのですが、
事業を始める前に頓挫し、
形だけになってしまい、
ずっとそのままという状態です
とはいえ形だけですが、
実際にはキャッシュアウトも毎年あります
最低限の税金(均等割)を
毎年7万円弱支払っているという状態でした
個人事業主とちがって、
法人であれば赤字でもこの均等割を
絶対に支払わないといけないんです
であれば、
ちゃんと法的に清算しよう
ということで手続きを進めてきました
会社の清算をするときには、
①解散の登記→解散事業年度の決算と申告
②清算結了の登記→清算事業年度の決算と申告
という2ステップが必要です
今日会社を無くしたい
と思っても法的に手続きを済ませれば
4~5ヶ月かかってしまうんですね
あと清算の事務コストも当然発生します
昔書いたこちらの記事もご覧ください↓
この点、
個人事業主の廃業であれば
書類2~3枚を
税務署に提出するだけです
こちらは非常に簡単です
先週も個人事業主から
法人成りのご相談がありましたが、
なぜ法人成りをしたいのか?
こういった質問を投げると
税金対策と答えが返ってくる場合があります
この場合だと、
だいたい僕は止めます
節約できる税金もありますが、
社保や事務コストは上がるためです
税金対策で作る会社は
明確な目標が無いため、
店仕舞いをする確率が高いのです
誰に何を届けるのか?
どうせ作るなら、
ワクワクするようなビジョンを
一緒に作り進んでいきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄