2017年9月12日
カテゴリー:
創業融資②~手元資金を増やす3種類の資金調達~
365日ブログ
43日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
1. 利益よりも現金
昨日は創業融資①について書きました
今日は、
手元資金を増やす資金調達の全体像について書きます
一番経営者の方のお悩みが根深いところです
会社の手元資金が不足すると
いろんな影響が出てきます
お金のブロックパズルでいえば、
引用:超☆ドンブリ経営のすすめ
”お金のブロックパズル”
著者 和仁 達也先生
・仕入先への買掛金が支払い
・従業員の給料の支払い
・社会保険料の支払い
・家賃の支払い
・税金の支払い
いろんな問題が出てきます
昨日も書きましたが、
日本の企業は7割が赤字
10年後の生存確率は10%
と言われています
つまり、
生存する会社より倒産する会社が
多いということです
倒産する会社は小難しい経営分析ができなかったとか
決算書の黒字・赤字の良し悪しではありません
通帳残高が0になるから倒産します
これから創業する方、
創業間もない方は
利益よりも現金を一番に念頭に
置いていただきたいと思います
2. 資金調達方法
具体的に手元資金を増やす
資金調達方法です
手元資金を増やすには
大きくわけて3種類の資金調達だけ
覚えておけばオッケーです
※
コツコツ貯めた貯金も
返済義務が無いという点で
便宜的に受給に入れてあります
・借入→借りる方法
・受給→もらう方法
・投資→集める方法
の3つがあります
注目してほしいのは難易度です
補助金は財源が税金、
助成金は雇用保険料なので
審査を受ける必要があるため
必ずしも調達できるものではありません
国の予算の関係上、
狙ったタイミングで取りにいくのが
難しかったりしますが、
タイミングがあえばぜひトライしましょう
投資も魅力的なビジネスモデルで
投資したいって方が大勢いれば別ですが、
タイミングが創業のタイミングだと
現実的に難しいと思います
3. 創業時には借入
狙ったタイミングでスピード感を
持って希望額を調達するには借入が一番効果的です
次回は政策金融公庫の創業融資について書きます
本日もお忙しい中お読みいただき、
ありがとうございました
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄