2021年4月6日

カテゴリー:

融資&創業融資


創業融資⑧~創業2年目に創業融資を利用するメリット・デメリット~

365日ブログ

1345日目


公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です



現在政策金融公庫の創業融資の

調達サポートを3件行っています



前回までの記事はこちらをご覧ください

政策金融の創業融資は、

創業してから2期税務申告が

終わっていない方が対象になります



今行っている3件のうち2件は

創業2年目のクライアントの方になります



申請の要件を満たせるものの、

創業2年目に創業融資を行う

メリット・デメリットがあります



まずメリットですが、

1期目はすでに走っているため

売上や経費の予測が見通しがしやすく、

提出用の事業計画にも説得力があることです



数値関係の見通しが立てやすければ、

返済金額など具体的な返済余力も見えてくるため、

資金を借りる側にも安心感があります



次にデメリットですが、

自己資金の要件です



1期目の経営状況が想定より悪かったときに、

1期目のときより2期目が自己資金が

目減りしている場合があります



例えば、

資本金500万円でスタートした会社が

1期目赤字で250万になってしまったために

自己資金が半分の250万円になってしまったとします



そうすると自己資金の要件により

希望額での調達ができない可能性が出てきます



※対外的には調達額の1/10が要件になっていますが、

現実的には1/2~1/3を用意することが望ましいです



個人的にはデメリットのほうが影響度が大きいため、

やはり2期目より1期目での利用が良いと考えています



公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

  • 【無料診断】ドンブリ経営レベル5段階
  • 【無料メール講座】7日で学ぶ!ドンブリ経営から脱却するための最初の一手
  • 【1on1個別セッション】会社の経営数字について学ぶ!

月別記事

MONTH