2021年2月27日

カテゴリー:

融資&創業融資


総コストの見極め

365日ブログ

1307日目


公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です



昨日は12月決算2月申告の

お客様の決算報告でした



その決算報告の後に、

今期オープンする予定の

2店舗目の話もしてきました



このお客様はビジネスモデルの構造上、



売掛金の入金が2か月後



という入金サイトになっています



1月分の売上の入金は3月

2月分の売上の入金は4月



というサイクルです



ところが支払サイトの

固定費関係は毎月発生します



売上代金は2か月入ってこないのに、

固定費の支払いは毎月発生する・・・



しかも諸事情により、

開業予定の日の2か月前から

店舗を借りる必要も出てきました



つまり、


オープン前の2か月

オープン後の2か月



合計4か月売上の入金が無い状態になります



本格稼働後はできるだけ締め日を合わせて

入金も支払も合わせたほうが良いのですが、

このようにどうしても支払いが

先行してしまう場合もあります



まずはこの売上の入金が無い4か月の間の

コストの洗い出しが必要です



総コストは運転資金設備資金の2つです



運転資金は人件費や賃料、その他の諸経費

設備資金はデスクやパソコン、イニシャルで発生する費用です



総コストがわかれば、

今の手持資金と比較をして

足りているのか足りていないのかわかります



足りていなければ、

個人財産があれば自己資金からの捻出、

その他にも銀行からの借入での調達といった方法があります

銀行からの調達は必達の売上目標の確認や、

返済のシミュレーションも欠かせません



まずは総コストの把握が大切ですね



公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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