2019年9月14日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


「詳しいことは税理士に・・・」はもったいない。自社の決算書は最高の教材!

365日ブログ

775日目

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

今日は午前中は相続の相談一件、

午後からは歯科検診に向かいます

 

 

先日ですが、

税務顧問先に

名古屋市内の信用金庫の融資担当者

ご紹介させていただきました

 

 

融資を受けるために

今後は諸々の書類を進めていきます

 

 

そのために、

数回融資担当者と直接経営者の方に

コンタクトを取っていただいたわけですが・・・

 

 

融資担当者から直接弊社に

何度か電話がかかってきました

 

 

用件としては、

 

・決算書や試算表の準備

・会社の財務的な説明

 

といった内容です

 

 

融資担当者に聞くと、

一度は経営者の方に直接伝えているものの、

 

「詳しいことは税理士に聞いたほうが早いと思うので・・・」

 

と融資担当者に伝えているようで、

弊社に直接連絡が来ているという状況です

 

 

これって非常にもったいないと思いましたね

 

 

なぜかというと、

経営者自身が最初から関与せずに

税理士側にスルーすることで

一見早く進んでいるように見えますが、

実は自分の会社に対してまったく理解をしていないと

融資担当者に暗に伝えているようなものです

 

 

スポーツでいえば、

ルールについて熟知しているチーム

ルールについて何も知らないチームとの

闘いのようなものです

 

 

もちろんスポーツのルールにおいても、

最初から隅から隅まで把握する必要はありません

 

 

ですが、

最低限のルールを知っておかなければ

スポーツも楽しむこともできませんよね

 

 

個々の肉体的なスキルに差は無くても、

ルールを知らなければ

相手に主導権を握られたまま

終わってしまうでしょう

 

 

ここで重要なのは能力の優劣ではなく、

知っているか知らないかだけです

 

 

融資担当者が持ってきた提案が、

自社にとって有利か不利か、

実行すべきが見送るべきか・・・

 

 

このような判断も必要になってきます

 

 

また融資担当者に、

会社の経営状態や融資の調達理由など

何も説明でないのであれば、

自社に従業員に伝えることはできるでしょうか?

 

 

おそらく、

自分が理解していないのであれば

伝えることは難しいのでは無いでしょうか?

 

 

・なぜ自社でこの売上が必要か

・なぜ自社で利益が必要なのか

・なぜ社員は給料の3倍の粗利を稼がないといけないのか

 

 

採算性を高めるためにも

ベクトルの向きを揃えることは重要です

 

 

 

書店にいえば

決算書の読み方などの本はたくさんありますが、

実は自社の決算書が最高の教材なのです

 

 

まずは何も知らないゼロベースの状態から知り、

知るだけではなく踏み込んで理解をし、

その後に自分以外の第三者に説明をすることができます

 

 

徐々にレベルアップをしていきましょう^^

 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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