2018年12月12日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


予算の枠と効果測定

365日ブログ

499日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

最近、

小売店でシックスパッドという

商品をよく見かけます

 

 

いやー、かっこいいですね、

クリスティアーノ・ロナウド・・・

 

 

この肉体は人類史上最強とも言われていますが、

うらやましい限りです

 

 

皆さんも公告で見たことが

あるかもしれませんね

 

 

本当にこんなムキムキになるなら、

やってみたい気持ちが出てきますね

 

 

ところでこのシックスパッドを作っている会社は、

本社が名古屋にある会社で、

(株)MTGさんという会社です

 

 

昨年、

東証のマザーズにも上場している、

勢いがある会社です

 

 

元々は美顔ローラーでブレイクしたそうです

 

 

そしてこの会社、

さらにすごいことに

プロボクシング元6階級制覇王者

マニー・パッキャオ選手とも契約をされたそうです

 

 

 

冷静に考えると、

ものすごい広告宣伝費の額に

なるだろうなと考えていました

 

 

上場しているため

四半期報告書という決算書が

開示されているのでざっくり見てみました

 

 

増資をして資金調達をしているのですが、

資金調達の理由が広告宣伝費の支払いでした

 

 

詳細な金額は明かされていませんが、

ものすごい金額なんだろうなと・・・

 

 

大手の戦略と中小企業の戦略は別物でしょうけど、

広告宣伝費の結果売上が上がったり

ブランディングに寄与するのであれば

投資効果があります

 

 

注意しなければいけないのが、

我々中小企業の場合です

 

 

経費の見直しで即効性のある取引は

交際費・諸会費・広告宣伝費の3つです

 

 

交際費は取引先等の接待や贈答などの費用

諸会費は異業種交流会やセミナー、研修などを受講する費用

広告宣伝費は事業の広告を作成したり宣伝をする費用

 

 

いずれも売上につながる可能性があるゆえに、

予算という感覚が甘くなりがちであり、

無意識のうちに積み上がっていき多額になりがちです

 

 

もちろんすべてを削れば良いというわけではありません

 

 

資金を使っている以上、

大切なことは効果測定です

 

 

駅前の看板に広告を出しているなら、

その看板を見て来社をしてくれた方がどれだけいるか

アンケート調査をしてみる

 

 

もし広告を見て来社してくれる方が多ければ

広告を出す本来の目的は達成できていますし、

数が少ないなら広告を継続するかどうか

経営における判断基準になります

 

 

 

経費は唯一自社でコントロールできる経済的資源です

 

 

月に使える金額は上限で○○円、

年間で○○円という予算を設定する

 

 

その中から投資効果が

高い手法を取捨選択していく

 

 

予算という枠の設定と効果測定、

両方の側面から経営の判断基準を作っていきましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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