2023年10月21日

カテゴリー:

税金その他


現場の声

365日ブログ 

2,273日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



昨日の減税の話の続きで、

何やら自民党税制調査会の方は、

「 1年というのが極めて常識的だろう」

との話を展開されたようで・・・



何が極めて常識的なのか、

あまりにも納税者側との感覚と乖離している気がしますね



「定額減税」と「給付金」のセット案も出ているようですが、

具体的な金額、次期等について方向性を早く示してほしいですね



日経新聞に、

定額減税と定率減税の比較の図が

わかりやすく記載されていました

日経新聞より引用 



所得税は累進税率で、

所得が多ければ税率が上がっていく仕組みになっています



個人的には公平性という観点なら

定率減税を進めてほしいなと思います



定額控除は誰でも同じ金額のため、

わかりやすさはありますね



ただいずれの方法によっても、

金額によっては住宅ローン控除などで若い世代は所得税の負担が

意外とあまりない可能性もあります



そうすると税額控除であれば、

所得税が0になっている場合には

一切恩恵が無い方も出てくると思います



また普段天引きされている金額や

年末調整時の際の金額が多少増えたところで、

景気を刺激するよう効果が出るかは不明ですね



であれば給付金のほうが、

すぐ受け取ることができて実感もわきやすいでしょう



一番期待しているのは消費税の減税ですが、

まったく話に出てこないので可能性は少ないでしょう



現場の声が届かないのが、悲しいところです



これが選挙で選んだ国民の結果、国民の責任になりますね



現場の声が届くような政権を期待したいところです



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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