2020年10月8日
カテゴリー:
貸付金の利率の目安は何パーセント?
365日ブログ
1165日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
何度かこのブログでも
法人からの金銭の貸付は止めましょう、
と書きました
貸付金のデメリットとして、
税務調査で
「金利を計上しなさい」
と指摘をされることがあります
会社で運営をしている以上、
経済的利益が無い取引は基本行わないという考え方があります
つまり、
貸したお金には当然金利を取るでしょ、という考え方です
税務調査では典型的な論点になる話です
この金利ですが、
目安としてのパーセンテージが公表されています
これは令和2年4月時点の利率ですが、
貸した年度によって金利の目安が変わっています
最近だと1.6%ですが、
数年前には4.3%のときもありました
これは市中金利の影響を受けているためですね
貸付金があるものの、
まったく金利を計上していない場合には
税務調査で指摘を受ける可能性があります
また上記の金利より低い金利だった場合にも
ただちに指摘を受けるわけではありませんが、
目安として公表されている以上は
会計処理については十分注意してください
極力、貸付金については、
・作らない
・増やさない
・早期解消
が鉄則ですし、
万が一貸しつけたとしてもちゃんと
回収できるかも財務的には重要です
金銭消費貸借契約書や返済予定表も
しっかり作っておきましょう
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄