2023年10月11日

カテゴリー:

お金のブロックパズル


可処分所得を増やすためには給与額面を増やす、給与額面を増やすためには粗利を増やす。

365日ブログ 

2,263日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



経営財務を読んでいると、

国税庁の統計で2022年の平均給与の記事が出ていました

経営財務 3624号から引用



2014年からの推移を見ていると、

2020年頃はコロナの影響もあり落ち込んだものの、

再度上昇局面にあるなと感じます



インフレ等の影響もありますし、

賃上げや社員への還元は大切な要素です



給与額面のほか、

大切な概念は自由に使えるお金、

すなわち可処分所得です



会社と会計の流れを、

お金のブロックパズルで確認をしてみましょう

和仁達也先生 著書:

世界一受けたいお金の授業から引用 



右側の家計は個人のサイフ、

左側の会計は会社のサイフです



給与の額面は右側の家計の50の部分です



可処分所得は額面から社保・税金を引いて、

自由に使える部分お金のことなので、

いわゆる手取りの金額40のことです



可処分所得を増やすためには、

給与額面を増やすことが必要です



そして給与額面を増やすためには、

じっと待っていても増えません



給与額面を増やすためには、

その原資を増やす必要があります



それが左側の会計の固定費であり、

固定費をまかなっているのは会社の粗利益です



そして会社の粗利益を生み出しているのは、売上です



今の時代、すぐに採用できる時代は終わりを迎えました



まずは今いる社員に、

定着してもらうことを最優先にしなければいけません



成長拡大と安定を創っていくためには、

売上、粗利益を高めていくこと



そして適切な指標で還元していくことが大切だと考えています



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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