2025年10月3日

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成果を出す考え方


「問題は発生したのと同じ次元では解決できない」

365日ブログ 

2,987日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です。



「問題は発生したのと同じ次元では解決できない」



これは物理学者アルベルト・アインシュタインの有名な言葉です。





一見すると抽象的ですが、私たちの日常やビジネスに置き換えて考えると、とても現実的なヒントを与えてくれます。



言葉の意味



この言葉が示すのは、問題が起きたとき、同じ考え方・同じ枠組みのままでは解決に至らないということです。



  • ・同じ思考の繰り返し → 同じ結果しか生まれない
  • ・新しい視点・発想 → はじめて解決策に近づける



つまり、「次元を変える」ことが必要なのです。



ビジネスへの応用



経営や仕事の現場では、よくこんな場面があります。



  • ・売上が伸びないから、値下げして顧客を集めようとする
  • ・業務が忙しいから、人を増やして対応しようとする



しかし、これらは多くの場合「同じ次元での解決」です。
真の解決につながるのは、



  • ・値下げではなく、新しい商品ラインや顧客層の開拓
  • ・人員補充ではなく、仕組み化やIT導入による効率化



といった“別の次元”からのアプローチです。



個人の成長にも当てはまる



これはビジネスだけでなく、私たち個人にも当てはまります。


たとえば、試験勉強で点数が伸び悩むとき、同じ勉強法を繰り返しても効果は薄いでしょう。


学び方そのものを変える、勉強環境を変える、先生や仲間に相談する――次元を変える工夫が必要です。



まとめ



アインシュタインの言葉は、単なる名言ではなく、私たちの生き方や経営判断に直結する示唆を与えてくれます。



「問題は発生したのと同じ次元では解決できない」


いま抱えている課題を、少し上の視点・違う枠組みから眺め直してみる。
そこにこそ、解決の糸口があるのではないでしょうか。

 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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