2026年1月4日

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経営判断の基準を作る考え方


会計ソフトfreeeの導入は、虫の目・鳥の目・魚の目で


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です。 



業務改善を進める際は、一つの視点だけでは改善点を見落としがちです。



そこで重要になるのが、複眼的に「虫の目・鳥の目・魚の目」という3つの視点を行き来しながら業務を分析する方法です。



3つの視点とは



虫の目は、目の前の細部を見る視点です。



実際の作業手順や、担当者が感じている小さな不便さに注目します。



例えば「資料を探すのに毎回5分かかっている」といった日常的な非効率を発見できます。



鳥の目は、全体を俯瞰する視点です。



部門間の連携や、業務フロー全体の構造を把握します。



個々の作業は効率的でも、部門間の受け渡しで時間がかかっている、といった問題が見えてきます。



魚の目は、流れや変化を捉える視点です。時間軸での変化や、業務の動的な側面に注目します。



繁忙期と閑散期で業務量が大きく変わるのに人員配置が固定されている、といった課題を発見できます。



会計ソフトfreee導入を3つの視点で分析する



会計ソフトfreeeの導入を検討する際も、3つの視点で分析すると「本当に必要な機能」や「改善の優先順位」が整理できます。


虫の目では、経理担当者の日常業務に注目します。



例えば「レシートを貼り付けて仕訳を入力する作業に毎回30分かかっている」「銀行口座の残高確認のために複数のサイトを開く必要がある」といった細かな不便さを洗い出します。



そのうえで、freeeの自動仕訳機能や銀行口座連携機能が、これらの課題をどこまで解消できるかを検討します。



鳥の目では、経理業務全体への影響を俯瞰します。



freee導入により、経理部門だけでなく、経営層がリアルタイムで財務状況を把握できるようになる、といった組織全体の変化を分析します。



あわせて、税理士との会計や人事労務のデータ共有や連携によって税務申告が効率化できる点も検討対象になります。



また、様々なベンダーのツールを利用することで非効率になっている場合、一本化することで削減できる業務も見えます。



魚の目では、時間軸での変化を把握します。



月次決算の作業時間がどれだけ短縮されるか、年末調整や確定申告の繁忙期にどの程度負担が軽減されるか、といった時間的な効果を予測します。



この3つの視点を行き来することで、単一の視点では見えなかった課題が浮かび上がってきます。



例えば、虫の目では「入力作業が大変」という表面的な問題が見え、鳥の目では「経営判断に必要な情報がタイムリーに得られていない」という構造的な問題が見えます。



さらに魚の目で見れば「月次決算に1週間かかっている」という時間的な課題まで把握できます。



視点を切り替えることで見えてくる改善点



視点を切り替えることで、表面的な問題の奥にある根本原因が見えてきます。



ぜひ、3つの視点を行き来しながら、自社の業務を見直してみてください。



きっと新しい改善点が見つかるはずです。


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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