2019年12月12日
カテゴリー:
日本的M&A=Marriage(結婚) and Alliance(同盟)
365日ブログ
864日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
昨日から東京に来ていまして、
所属している
一般財団法人日本的M&A推進財団の実務講座に来ています
かなりのインプット量ですが、
しっかり消化してアウトプットしていきます^^
会社の出口は
・IPO(上場支援)
・M&A(売却)
・事象承継
・清算
・倒産
の5つです
M&Aはこの出口のうちの1つです
直訳すると、
Mergers(合併) and Acquisitions(買収)
ですね
このM&Aについては、
〇〇ファンドのようなお金でお金を買うような
イメージが少なからずあるかもしれません
今日本の会社の後継者不在が
日本全体として問題になっています
割合として7割の会社が後継者不在という状況です
仮に親族の後継者が不在でも
M&Aであれば会社を残すことができますし、
日本の中小企業の技術を次世代に残すことができます
会社を残すことができれば、
従業員の雇用を守ることもできます
従業員の雇用を守ることができれば
その周囲にいる家族も守ることもできますよね
M&Aをとしては取り組んでいるお客様には、
Mergers(合併) and Acquisitions(買収)ではなく
Marriage(結婚) and Alliance(同盟)
と再定義して伝えています
結婚と同盟
まさに手と手を取り合って協力し合う関係です
お互いでお互いを喰い合う時代はもう終わっています
会社を作る前に出口を考えなければいけないし
出口が変わればもちろん財務戦略は変わってきます
例えばよくあるのは、
会社の企業価値をどんどん高めていく必要があるのに
つまらない一時的な節税手法を使って
企業価値が毀損してしまう、とかですね
もしかしたら出口とは真逆の手法を
取ってしまっているかもしれませんよ
まずは自社の出口戦略を考えていきましょう
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄