2019年12月11日
カテゴリー:
壁打ちの壁の向こう側
365日ブログ
863日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
よく言われることでもあり
実践していることでもありますが、
アドバイスは相手からの許可があるまでしない
このスタンスは重要だと思っています
正確に言えば一方的なアドバイスですね
相手が望んでいない、
聞く姿勢を持っていない状態での
一方的なアドバイスは無意味でしょう
それはアドバイスではなく、
価値観の押し付けです
もちろん相談を受けたり、
答えを求められたら
即答できるものは即答しますし
即答が難しければ一緒に考えます
オランダの司祭だった
デジデリウス・エラスムス
(1466年~1536年)の言葉で
こんな言葉があります
「アドバイスは求められてはじめて与えるべきである」
500年以上前からこの考え方があるのは、
ある意味普遍的な価値観と言って良いでしょう
お客様やお困りごとを抱えている方の
壁打ちの壁役に徹して、
相手の考えを引き出したり
着眼点を与えながら整理するのは
とても重要な役割です
先日こんなことを言われましたが、
「会社をもっと良くしたいから
もっと厳しいこともガンガン行ってほしい」
これは壁打ちの壁役ではできないんですよね
もちろんこれも信頼関係という大前提があるからです
壁の先には、別の違う世界がある
僕の立場としてお客様の言うがままに
「はい、はい」と頷くだけだったら
それは専門家ではなく単なる下請けです
壁打ちの壁にもなるし、
その壁の先も見せることも重要
お客様とのやり取りの中で
そんなことを感じました
引き続き精進していきますよ^^
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄