2019年4月26日
カテゴリー:
ビジネスモデルの転換期にも出口戦略
365日ブログ
634日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
最近コンビニ業界は
24時間営業の見直しを含め、
ビジネスモデルの転換期にきていますね
大きな理由としては、
①競合他社との競争激化
②人件費の高騰
③人手不足
が上げられます
弊社でも某コンビニのお客様がいらっしゃいますが、
特に人件費の高騰と人手不足が深刻です(^^;
とにかく求人を出しても人が来ない
求人が来ないから時給を高めにする
人件費が高騰する
まさにニュースで報道されているようなことを、
生々しく目の当たりにしています
そして今のコンビニって
とにかくやることが多いですよね
・季節に合わせて事細かに商品陳列を変える
・チケット販売・管理
・郵便や宅急便の受け渡し
・クリーニング
・独自のキャッシュレスカードなどの対応
等々、
消費者にとってはうれしいサービスかもしれませんが、
事業者側にとってはかなり大変です
僕もコンビニでバイトをしていたときがありましたが、
今は本当に大変だろうなと感じます
求人が成功しても、
これらのオペレーションを
教育していくだけでも大変な作業です(^^;
加えて外国人スタッフを雇用しても、
言語の壁もありますよね
利便性を追求してきたコンビニ業界
コンビニオーナー側が
疲弊している現実があるため、
ビジネスモデルの見直しを含め、
転換していく時期ですね
コンビニに限らず、
どの業界にも一定周期でこのような
大きなトレンドはやってきます
業界の変革という大きな波です
この業界の変革のタイミングにこそ、
改めて出口戦略を考えていきましょう
出口戦略は5つ
・IPO(上場)
・M&A(売却)
・事業承継
・清算
・倒産
たしかにキャッシュフローや
資金繰りの改善というのは大切
その上で自分のビジネスの終わりを
どこにめがけて進んでいくのか
そういった意味では我々の業界も
ビジネスモデルの転換期とも言えますね
より大きな視点で、
出口を考えていきましょう
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄