2020年12月26日

カテゴリー:

決算・決算書・決算業務


決算月を成り行きで決めない。決算月は決めるポイントは?



365日ブログ

1244日目


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



今日はうれしい相談が入りました



「来年から法人化をしてがんばりたい」



創業融資の支援から始まり、

そこから個人事業主として

数年関与いただいてるお客様です



独立する前は勤務されていたこともあり、

事業計画の打ち合わせは夜に行っていました



そこから数年の間も酸いも甘いも、

いろんな経験を共にしてきたお客様です



来年以降もまたいろんな変化を共有できそうです



そんな中で、



「決算月はどのように決めたらいいか?」



という相談が入りました



個人事業主の場合だと12月として必ず決まってしまいます



決算月を自由に決めることができるのは

法人運営の一つのメリットです



ではこの決算月をどうやって決めれば良いでしょうか?



法人を作ろうと思ったときに

そのまま成り行きで決めてしまう



特にこだわりがない場合には良いのですが、

銀行的にも税務的にも決めるポイントはあります



それは、



現預金残高が一番多くなる月に設定する



年間を通じて閑散期や繁忙期は業種によってありますよね



閑散期よりは繁忙期



そして繁忙期の中でも

現預金残高が多くなる時期を選択することで

銀行と税務的にメリットがあります



銀行側としては現預金残高が多い会社には

融資をしたくなる心理が働きます



また現預金残高が多ければ、

投資を前倒しでするのか節税をするのか、

選択肢が広がります



注意点は売上が一番多い時ではなく、

売上代金を回収した後の現預金残高が多い月です



売上代金が上がっても現預金残高が少なければ

やはり打てる手は限られてきます



もし業種の季節的な変動があれば、

成り行きで決算月を決めずに

このような視点からも判断していきましょう


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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