2021年9月4日
カテゴリー:
どのような立場の人が、どのような責任で発した内容か?
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1,496日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
先日このような相談を受けました
「〇〇という節税手法ができると聞いたんですが
うちでもできるんでしょうか?」
この話を聞いた瞬間に100%不可能だったので、
不可能だということをお伝えさせていただきました
実はこういった相談はかなり多いのです
今の時代情報は手に入りやすいので、
知り合いの会社から聞いたんですが~
ネットで見たんですが~
このように情報が入手したあとに、
確認として聞かれることが非常に多いです
中にはキワどい内容もあったりしますし
100%即答で不可能という内容もあります
この手の話は別に税金の話だけじゃなく、
日常の場面でも起こりますよね
今では情報の質や鮮度は置いておいて、
入手はしやすい時代です
情報を入手した際には
情報源は何か
ということを必ず確認しましょう
今回の税金の話で危険なのは、
知り合いの社長から聞いたとか、
経営コンサルタントから聞いたとかの話です
知り合いの社長が行っているのは、
節税ではなく単なる脱税行為だったということも起こる話です
これは経営コンサルタントも同様です
ちゃんとした専門知識を持つ税理士から
入手した話であれば一定の信頼性はありますよね
あるいは違う場面を見てみましょう
仮に税理士が発言した内容でも、
飲み会の席で適当に話をした内容だったら
これも問題がありますよね
どのような立場の人が、
どのような責任で発した内容か
伝言ゲームのように、
又聞き又聞きで回ってきたような情報だと
情報の信頼性も薄くなります
情報が入手しやすい今だからこそ
情報源や情報の信頼性にも気をつけなければいけませんね
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄