2026年2月19日

カテゴリー:

融資&創業融資


信用保証協会付き融資のメリットと保証料の考え方


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です。 



創業期や、担保・実績が十分でない中小企業が銀行から融資を受ける際によく使われるのが、信用保証協会の保証付き融資です。



ここでは、メリットと保証料の考え方を整理します。





信用保証協会付き融資のメリット



最大のメリットは、銀行が貸しやすくなることです。



信用保証協会が借入金の一定割合(多くは80%~100%)を保証するため、銀行の貸倒リスクが下がり、担保や過去の取引実績が乏しい会社でも融資を受けやすくなります。



自己資金や担保に余裕がなくても、運転資金・設備資金を調達できる選択肢になる点は大きいです。



また、自治体の制度融資と組み合わせれば、金利の優遇を受けられるケースもあり、創業・成長期の資金調達における有力な手段になります。



保証料の考え方



保証料は、原則として保証残高(保証してもらっている金額)×保証料率で算出されます。支払い方法は、一括払いが一般的です。



保証料率は、保証の種類、借入期間、会社の業況などによって変わります。



制度融資などでは、比較的低めの保証料率が設定されることもあります。



会計・税務上、保証料は通常、経費計上(損金算入)できます。



そのため、税負担を踏まえると、実質負担は表面上の保証料より軽くなります。



「保証料がもったいない」と感じたときの判断軸



保証料は確かにコストです。



ただ、保証がないと、



「そもそも借りられない」

「金利が高くなる」

「条件が厳しくなる」



という状況もあります。



そうなるくらいなら、資金繰りの安定を優先して保証付きで調達するほうが合理的な場面は多いです。



借入前には、金利+保証料の合計で実質的な調達コストを見たうえで、資金使途と返済計画をセットで確認しておくと失敗しにくくなります。



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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