2020年3月6日

カテゴリー:

融資&創業融資


減価償却をせずに「見た目は黒字」の決算書には意味が無い



365日ブログ

949日目 


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



たまに見かける決算書で、



減価償却を計上していない決算書



をみかけます



建物や機械などは、

数年にわたって少しずつ経費として処理していきます



例えば車などがわかりやすいと思います



一台300万円の新車を2020年に購入しました



この車は普通はその年だけでなく、

何年かに渡って使用していきますよね?



そのため、

税法では目安として6年という期間の中で

少しずつ経費処理をしていきます



これが減価償却ですね



ではこの減価償却をしていないというのは

どういう状態でしょうか?



経費処理をしていないので、

経費の金額が少なくなります



そのため見た目の利益が

一見増えるように見えます



銀行から融資を受けるためにも

ちょっとでも利益を増やしたいと考えて

このような方法を考える方もいます

たまにこういった手法が

有効だと考えているかもしれませんが、

これはまったく意味がありません



仮に減価償却を上げずに利益が

押しあがった決算書を銀行に提出しても

銀行は審査の際に適正な減価償却を補正して判断します



なので減価償却を上げずに

「見た目は黒字」の決算書には

まったく意味がないのでご注意してください



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄



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