2018年12月10日
カテゴリー:
資金調達が必要な3つの局面
365日ブログ
497日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
新しい会社を作ったり、
新規事業の準備を進めていきたい
そんな方にとって
必ず必要になるのは資金調達です
資金調達には大きくわけて3種類あります
今回は実現性が高い、
借入を資金調達の前提として進めます
この資金調達のご相談を受ける中で、
大きく分けると3つの局面に分類されます
1つ目は創業時から資金を必要としている方です
具体的にいえば自己資金です
自己資金とはコツコツ貯めたお金です
創業時には店舗ビジネスであれば、
内装費用や外装費用、備品関係等で
まとまった資金調達が必要になってきます
といっても現実的には全て自己資金で
賄うことは難しい場合が多いですね
借りたい金額の半分~1/3程度ご用意していただくと、
借りやすさと借りた後の返済負担が軽減されます
2つ目は事業開始後、
当初の見込み通りにはいかず
資金を必要としている方です
具体的に言うと運転資金です
入金と支払のタイミングのズレを埋めるためであればいいのですが、
赤字の補てんで借りる場合には注意しなければいけません
資金繰りがきつくなってくると
日々の経費の支払いが遅延したり、
税金や社保の支払いが滞納する場合もあります
このような場合でも過去に実績等があれば
比較的簡単に借りることができますが、
安易に借りてしまっても苦しみや痛みを
先延ばししているだけです
借りると同時に、
赤字の原因や資金繰り悪化の原因を
探って改善案を模索していきましょう
3つ目は事業開始後、
事業拡大や設備投資のために資金が必要な方です
具体的にいうと設備資金です
(※場合によっては一時的な運転資金として必要もあります)
さらにキャッシュを生む資産に
投資をしていきます
大きな金額での資金調達で
長期間の返済期間に及ぶため、
新規事業等のビジネスモデルの検証、
利益率の検証、投資の回収期間を検討する必要があります
大きくわけると、
この3つ局面のいずれかに該当すると思います
下記の事業計画でいえば、
2つめの融資獲得用の事業計画を中心に、
その他の事業計画の組み合わせて
節税や借入の際により有利な条件で引き出していきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄