2018年3月16日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


売上では会社を守れない~会社を守るのは○○○○~

365日ブログ

228日目 

 

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です

 

 

ちょっとこの数日、

自分の中でモヤモヤ

していることがありました

 

 

 

僕は二代目です

 

 

 

創業者ではありません

 

 

 

年齢も32歳たる若輩者

 

 

 

今だに、

人生においても、

経営においても、

十分に語る資格は

まだまだありません

 

 

やはり自分で経験をし、

失敗をして、

解を見つけることで、

ようやく腹落ちする

 

 

そんなことを感じました

 

 

この数日で感じたことは、

売上では会社を守れないということです

 

 

売上より粗利

 

粗利より利益

 

そして利益よりも、

キャッシュ

 

 

会社を守るのは利益ではなく、

あくまで手元のキャッシュです

 

 

キャッシュを生むのは、

もちろん利益です

 

 

生み出した利益を、

キャッシュで回収して、

ようやく自由に使えることができます

 

 

もっとシンプルに

言ってしまえば、

通帳の残高です

 

 

 

今日の通帳残高です

 

 

利益をキャッシュに変えて、

通帳残高を増やすことで

ようやく会社を防衛することできます

 

 

それを痛感しました

 

 

世の中には黒字倒産という

言葉があります

 

 

黒字なので、

利益は出ています

 

 

利益が出ているのに、

会社は倒産するんです

 

 

不思議じゃないですか?

 

 

これは、

利益がまだキャッシュとして

回収できていないからです

 

 

売掛金

買掛金

在庫

 

 

決算書上は

これらが影響するからですね

(今日は省略します)

 

 

つまり決算書上の利益と、

通帳の残高はまったく関係ありません

 

 

キャッシュが無くては、

外注先の経費も、

事務所の家賃も、

スタッフの給料も、

万が一緊急の何かが発生したときも、

何も支払うことはできません

 

 

手元のキャッシュを増やすには、

利益を回収する

 

 

もしくは借入をする

 

 

この2つしかありません

 

 

世の中には借金経営を

良いと捉えたり、

悪と捉えたりする

考え方があります

 

 

ですが、

借金があるかどうかは

本質ではありません

 

 

もちろん、

調達したキャッシュを

私的に利用した

不正利用した

 

 

こういったことは問題外ですが・・・

 

 

通帳残高が借金を

上回っているかどうか

 

 

この状態でも、

悪でしょうか?

 

 

ちがいますよね

 

 

無借金経営でも、

通帳残高がまったく残っていなければ、

万が一のときはやはり会社は守れません

 

 

万が一のことが起こってから、

銀行を渡り歩いていては

遅いのです

 

 

決算書上の各種数値で

お金の構造を知り対策を考え、

手元の資金を厚くしていく

 

 

キャッシュを考える

会社の財務を考える

 

 

痛感することができました

 

 

痛い思いをしない経営者を減らすためにも

必ず目の前の経営者に

キャッシュフロー経営を

普及させていきます

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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