2024年8月20日
カテゴリー:
ピークエンドの法則を要所に織り込む
365日ブログ
2,577日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
先日、お客様との打ち合わせで
なかなか耳が痛いようなことも
お伝えしなければいけませんでした
すべてが順調で右肩上がり
経営がそのように上手くいけば、
誰も苦労することはありません
悪い時もが良い時も、現実と直視しなければいけません
ですが、
ここが×、×、×とばかり伝えられては
受け手としては気分は最悪になるでしょう
僕もそう感じます
これでは顧客満足度は高まりません
×もあれば〇もある
そしてその順番が大切です
ピークエンドの法則
という考え方があります
心理学者ダニエル・カーネマン氏が
提唱したピークエンドの法則
人々が過去の出来事や経験をどのように記憶し、
それを評価するかに関する理論です
人が経験全体を評価する際に、2つの要素があります
①ピーク(Peak): 経験の中で最も強烈だった瞬間。良い感情でも悪い感情でも、その経験全体の印象に大きな影響を与えます。
②エンド(End): 経験の最後の部分、つまりどのように終わったかが、その経験全体の評価に強い影響を与えます。
映画やテレビがわかりやすいと思いますが、
最初から最後までずっと記憶に残っていることはないはずです
メインの場面に向けて感情が高まっていき、
そしてエンディングで余韻が残る
そういった経験は誰にでもあると思います
これはお客様の打ち合わせをはじめとした、
様々な場面で応用が効きます
例えば打ち合わせであれば、
・具体的な成果や問題点に対する解決策の提示
・途中で耳が痛くなるような話もあったが、エンドはポジティブに締める
・次回へのゴールやアクション
どのような印象を残すか、満足度を高めるかは
全体のバランスと順番も大切ですね
それでは今日もがんばっていきましょう!!
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄