2020年5月19日
カテゴリー:
回答の前に前提条件を整える
365日ブログ
1023日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
先日、人材コンサルの知人から
会計処理や手法についていろいろ質問を受けて
一通り回答が終わったあとに、
こんな質問を受けました
「会計や財務関係で、良い書籍はないか?」
質問を受けた後に一瞬思考が止まったんですが(^^;
それでなんで思考が止まったかと振り返ってみると・・・
この質問に対する答えの前に、
前提条件がわからないなと思ったんですよね
背景とか意図と言っても良いですね
そもそもなんでその知識が欲しいの?
っていうのもありましたし、
もっといえば
どういう場面でその知識が手に入れたいの?
というのがわからなかったんですよね
場面は2つあると思いました
1つは、会計とか決算書とかが何もわからないから、
最低限しっておきたい知識などをキャッチアップしたい場合
この場合はおすすめの書籍は
厳選してすぐお伝えすることができます^^
もう1つは、
我々のような実務レベルで専門知識を身につけたい場合
この場合はおすすめの書籍、
とかではパッと伝えることはできません
確認をしてみるとやはりこっちの話でした
僕自身の経験でいえば
時間としては会計士試験で大学4年間を投資しましたし、
その間のテキストや問題集は何十冊という量です
そこから10年以上の
実務の経験があって今に至るわけなので、
そこに関して得られる知識で厳選された書籍数冊というのは
なかなかパッと思いつきませんでした
逆に僕が相談を受けた知人のような
人材コンサルのようなことをやるのも
専門性といった意味ではなかなか追いつけないと思います
どこの土台で自分が戦っていくか?
経済資源は限られている以上、
Not to do(やらない事)を決断するのも大切ですね
そして回答の前に、
質問の前提条件を考えることも改めて大切だと感じました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄