2025年2月8日
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令和7年2月以降のスマホアプリ納付の注意点
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公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
昨日は博多から名古屋に21時に到着する予定でしたが、
雪の遅延で、約40分ほど遅れて到着になりました
遅延はしたものの、無事到着できてよかったです
その間にお客様からスマホアプリ決済で、
質問をいただいていたので調べ物をしていました
スマホアプリ決済ですが、
ここ1年~2年はクレカのポイントを貯めるために
流行っていた所感がありました
基本は納税金額が30万以下の小口の納税方法でしたが、
大口の納税金額も分割で支払うことで納税ができました
ですが、ちょうどこの令和7年2月から改悪がありました
この分割で納付が出来なくなりました
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今まで、納付の手順が大きくわけて2つありました
スマホサイトから
納税金額等を入力をして納付をするパターンと、
e-taxの受信通知から納税をするパターンです
国税の運営方法が2月から変更され、
前者の方法ができなくなりました
よって後者のe-taxの受信通知からの納付に一本化されました
そのため、30万を超える納税金額の場合には
受信通知からスマホアプリ決済を選択できなくなりました
これにより30万以下の金額で繰り返していた、
分割決済ができなくなりました
個人的には、
この納付方法はあまりお勧めしていませんでしたし、
自分でも1度もやったことがありませんでした
シンプルな方法がベストだと考えています
なお、30万以下の場合には引き続き使用できます
特に個人の確定申告で、
このスマホアプリ決済をするために、
振替納税を止めたかもいらっしゃるかもしれませんが、
再度手続をしておくとベターかもしれませんね
その他の振替納税、クレカ決済、ダイレクト納付も
現金納付と比べて便利な電子納税の方法です
便利な電子納付を活用していきましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄