2021年4月24日

カテゴリー:

税務調査


節税だと思っている手法は偶然の産物?

365日ブログ

1363日目


公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です



同業者の中で少し話題になったのがこの記事

当初20億円で申告していた株価が不適当だと判断され、

90億円が申告漏れと判断されたという内容です



これはなかなかな金額、、、



表面的にはOKそうでも、

国税側に「著しく不適当」と

判断をされたらNGになるという例でした



これくらいの金額の大きい話ではありませんが、

顧問先が怪しそうなコンサルタントに

グレーな節税商品を売られそうになったりすると

そういった商品で相談を受けることもあります



「国がOK」と言っているわけではなく

条文と条文のスキマをかいくぐっているような

グレーな節税商品をどうしてもやりたいときは

最終的には自己責任になるということを忘れてはいけません



売っているコンサルタントは

売ったあとのリスクを負うことは無いので

平気で売り込みをかけてきます



あと注意しないといけないのが、

経営者仲間の社長がやっていることが

「合法的」と思いこんじゃうことです



例えば、

自分のプライベートで使うために

高級な腕時計を経費で落としたけど

税務調査は何も指摘されなかった

という話を聞いたとします



そうすると



「高級な腕時計も少しくらいなら経費で落としていいんだ」



このように考えがちですが、

このような考え方はすごい危険です



たまたま税務調査が見つからなかっただけで

国がそのことに太鼓判を押しているわけではありません



弊社の顧問先の方には

まずは原理原則の考えを知っていただいた上で

国も認めている確実な節税手法をお伝えしています



節税商品で出回っているものは、

たまたま税務調査で指摘を受けていないだけの

偶然の産物なのかもしれません



公認会計士・税理士

畑中 外茂栄



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