2019年5月13日

カテゴリー:

相続税


その不動産投資って本当にやりたいんですか?

365日ブログ

651日目

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

日経新聞に

”日銀が銀行の不動産業向け貸し出しについて

「過熱」状態にあると警鐘を鳴らした。”

との記事を見かけました

 

 

不動産投資は相続税対策の一環として行われ、

税金計算の元になる評価額を

大幅に削減することできます

 

 

日経新聞より引用

 

 

非常にわかりやすくイラストが

記載してありました

 

 

上記例でいえば、

2億円の現金を持っていれば

2億円の評価額で相続税が計算されます

 

 

一方で、

不動産投資を行ってアパートを建築した場合、

2億円の現金使って不動産に投資した場合だと

約7000万円の評価額で相続税が計算されます

 

 

だいたい4割弱の評価額になるので、

現金から不動産に変えれば

かなり評価額を圧縮できます

 

 

現金のままだと仮に、

相続税が5,000万円発生したとすれば、

不動産に変えることで

2,000万円の相続税に圧縮することができます

 

 

つまり差分で国に支払う税金の金額を

3,000万円圧縮できた

 

 

税金だけを考えれば、

お得になったように感じますね

 

 

ここからですが、

不動産投資を行うということは

オーナーであり経営者になるということです

 

 

目の前の税金だけでなく、

未来に向けたビジョン、

どのような不動産経営を行っていくかを

考えていく必要があります

 

 

2050年には日本の人口は

1億人を切ると言われていますが、

人口が少なくなれば

アパートに住む人間も少なくなります

 

 

建物も時間が経てば古くなり、

メンテナンスも必要になります

 

 

時間が経ったときに、

新しいアパートも建っているでしょう

 

 

そうすると入居者が少なくなったときに、

どのような工夫で入居者を確保するのか

 

 

手元資金だけじゃなくて

銀行から調達をして不動産投資を行う場合、

これも経営者としての経営判断の基準になります

 

 

不動産経営が上手くいかなくて銀行の借金だけが残った

 

 

こんな状況でも全て

自己責任としてのしかかってきます

 

 

税金以外の部分で、

不動産投資を何が何でもやりたい!

という方は良いと思います

 

 

税金を減らすことは大切、

ただし個人もその先を見て

判断していくことが

大切だと考えています

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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