2021年10月29日

カテゴリー:

消費税


インボイス制度まで残り2年間、今のうちに準備しておくことは?

365日ブログ 

1,551日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です 



今月から始まった、

令和5年10月1日から始まるインボイス制度の

登録事業者になるための登録申請

今月決算が終了したクライアントから

随時情報提供と 届出の提出を進めています



このインボイス制度が始まると、

登録事業者の登録番号が記載された請求書でなければ

今までのように消費税の仕入税額控除が使えなくなります



つまり何も今まで変わりはないのに、



消費税の納税金額が増える



このような場合が発生してきます



今月は免税事業者のクライアントの方はいなかったので、

主に課税事業者の方に情報提供をしました



建設業などの業種によっては

影響が大きく出そうなクライアントもいます



そのため今課税事業者の方は制度が実際に始まる前に、



外注先などにインボイス制度への対応状況を事前に確認する



このようなことも必要になってきます



実際にそういった準備を進めます、

といったクライアントもいました



もちろん単純な納税金額だけではありませんし、

取引先の方との関係性なども重要だとは思います



逆に今免税事業者の方は、



課税事業者へ移行するか免税事業者へ移行するか



このようなことも検討しなければいけない段階になってきました



もし課税事業者へ移行するなら、

消費税の納税の影響度を考えたり

計算方法(原則課税 or 簡易課税)も

検討する必要があります



弊社として現時点で免税事業者の方は、

ビジネスモデルを踏まえて

令和3年と令和4年の実績数値から

最終的に判断する予定です



実際に導入されるまで残り2年間を切ってしまいましたが、

どの立場にいるかで検討する視点は変わってきます



まだ時間はありますが、

先回りをして準備をするにこしたことはありません



余裕を持った対応を行っていきましょう



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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