2018年11月29日
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大きな事故を防ぐ、ほどよく手を抜いてもらう
365日ブログ
486日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
本格的に年末調整の時期になってきました
今年の年末調整の必要書類に
新しく追加された書類があります
給与所得者の配偶者控除等申告書です
配偶者控除を使う納税者の方が
記入する必要があります
この書類が本当に難しい・・・
初見で見た時には、
僕らプロから見ても難しく感じました^^;
おそらくこれをスラスラ記入できる
一般の方のほうが圧倒的に少ないでしょう
様式改定されないかな・・・
今年から配偶者控除を使う際に
配偶者の方の収入要件が変わりました
引用:日経新聞より
例えばパート収入がある方
従来までは103万円、
一般的に103万円の壁と言われていましたね
103万円を超えなければ
配偶者控除を満額使えるラインです
(※ご自身の所得税のラインは引き続き残っていますが、
今回は割愛します)
これが今年からは150万の壁になりました
また仮にパート収入が150万を超えても、
201万円までは段階的に控除の金額が下がっていきます
これを201万円の壁といいます
上の書類は配偶者控除を使えるかどうかの判定が
従来からより複雑になったため、
今年から新しく様式が追加された背景があります
弊社でもこの書き方について多少問い合わせがありますが、
もしわからなければ
①配偶者の方がいるかどうか
②配偶者の方の収入があるかどうか
この2点を教えていただければ
こちらで判断するとお伝えしてあります
特殊な事情を除けば
ほぼこの2点でカバーできると思います
書き方をお伝えするよりも、
現実的にはこのやり方が
一番確実で早い気がしています
税額の計算が間違ってしまうと後々面倒ですが、
最低限この情報さえ教えていただければ
こちらで判断することができます
大きな事故を防ぐ、ほどよく手を抜いてもらう
手が止まってしまって
ほかの資料の回収も遅れてしまうのが
お互いの時間が一番もったいないですからね
税理士の方のカラーにもよるんでしょうが、
シンプルな運用を心がけていきます
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄