2019年6月14日
カテゴリー：
個人事業主の所得はお金のブロックパズルではどうやって書くのか？
365日ブログ
683日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄（はたなか ともえ）です
先日の社内研修のご感想
社内研修の中で
お金のブロックパズルを使った、
粗利率の改善のワークや
生産効率を高めるワーク、
固定費を上げた場合に
必要になる売上のワークなどをやりました
引用：お金のブロックパズル
超☆ドンブリ経営のすすめ
著者：和仁 達也 様
脳にたっぷり汗を書いて
考えていただけたんじゃないかなと思います^^
その中でいただいたご感想↓
粗利率が1%アップすると
利益が10%アップするけど、
逆だと10%利益が下がるおそろしさ・・・。
これはけっこうパンチ効いていますよね
たった1%の改善でも
利益に与える影響は大きいし、
逆に1%の悪化でも真逆の結果になる
実際に会社の収支情報を使うことで
改善案もたくさん出たので、
実践！実践！！実践！！！で
後押ししていきたいですね^^
この社員研修の中で、
良い質問が出ました
「個人事業主の場合には
お金のブロックパズルの人件費は
どうすれば良いのですか？」
たしかにお金のブロックパズルは
法人経営を前提にしているので、
個人事業主の場合は若干工夫が必要です
個人事業主が確定申告を提出する際に作る、
青色申告書の所得には
個人事業主のオーナーの給料が込みの金額です
個人事業主の場合だと、
自分への給料は経費に
することはできません
そのため、
個人事業主の青色申告書の所得には
オーナーの給料込みの金額のため、
お金のブロックパズルに
当てはめるためには変換が必要です
前提として、
お金のブロックパズルは
経営数字のうち枝葉末端の細かい話は除外して
重要な核となる2割に部分に焦点を合わせています
そのため、
分析ツールではないのでご留意ください
話を戻すと、
まずオーナーの給料を
ご自身で決めましょう
仮に所得が500万のオーナーがいたとします
この500万の中にはオーナーの給料が含まれています
オーナーの年間の生活費が
360万円(30万円×12ヶ月)必要だとします
そうすると、
この360万円をお金のブロックパズルの
人件費のブロックに持っていきます
残りの140万円を利益のブロックに持っていきます
人によっては個人差があるようですが、
僕はこの書き方が一番わかりやすいかと思います
お金のブロックパズルは、
経営数字を使って
いかに会社を良くしていくか、
管理会計上の話です
会社の状態によっては、
自分の考え方が一番合う当てはめ方で
深堀りをしていっていただければと思います
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄
