2024年2月9日
カテゴリー:
過度な安請け合いは自爆します
365日ブログ
2,384日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
明日から鹿児島-宮崎出張2日間
来週の週明けから、3日間の税務調査
もう少し日程を空けたかったのですが、
なかなかスケジュールが調整できず・・・
そして確定申告の資料も続々と・・・
今月は気合いでがんばります(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
先日打ち合わせをさせていただいたお客様ですが、
弊社が税務顧問をさせていただく前の話で、
興味深いお話をしていただきました
ある日誰でも知っているような大手の会社から電話がかかってきて、
仕事をお願いしたいと言われたとのことでした
自営業たるもの仕事をお願いされることはうれしいことですし、
ましてや誰でも知っているような超大手の会社ではなおさらです
ですが話を聞いてみると、
単価は平均相場の1/3~1/2でかなり安いものの、
大量の仕事を発注することができる、とのお誘いだったとのこと
売上は単価×数量
どれだけの売上を上げたいか
単価を上げるのか
数量を上げるのか
このあたりは会社の方針です
ですが、この社長はお断りしたとおっしゃっていました
理由は品質の維持
どう考えても、向こうの要求通りの件数をこなそうとすると、
品質を維持できない手抜きの仕事になってしまうという話でした
適正金額でなければ、自分で会社を破壊してしまいます
手から下請けは、とにかく安く安く・・・
日本の賃金が上がらないのはこういう点にあると感じました
多少は身を削って仕事を取りに行く姿勢も大切ですが、
やればやるほど赤字という構図は持続しません
稲盛和夫さんも値決めは経営ともおっしゃっていました
値決めは事業者の永遠の課題でもあるし、難しいなと実感します
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄