2018年12月2日
カテゴリー:
お笑いから得た3つの気づき
365日ブログ
489日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
先日、
御園座の新劇場にて吉本の
『よしもと爆笑公演』を見てきました
中日劇場が閉館したため、
今年から御園座でやることになったそうです
朱色の新劇場に鮮やかな緞帳が映えます
前半はお笑い芸人の漫才、
後半は吉本新喜劇という構成でした
久しぶりに漫才を見ましたが、
楽しく見ることができました
お笑いを見ていて、
セミナーに活かせそうな気づきをいただきました
注意深く見ていると、
発見があるものですね
今回の公演は日によって出演者の方が変わるため、
この日だ!というところを狙っていきました
この日は、
前半の漫才に出た有名どころは
おかずクラブ
麒麟
COWCOW
中川家
などの方々が出ました
今回気づきをいただいた点は3つあります
まず1つ目は、
場の作り方です
漫才のしょっぱなは地元名古屋で活動をしている、
アンダーポイントというコンビの方でした
このコンビの方はしょっぱなで
とても良いことをおっしゃっていました
『今日のこの日がおもしろいかどうかは、
皆さんにかかっています』
さすがもてなす側のプロだと思いました
どんなネタを披露するか、
何を話すかより大切なのは
その場の雰囲気です
しょっぱなで登場するコンビの役割は、
その場の空気を温めること
始まったばかりの会場は
まだ緊張に包まれています
いきなりネタを見て、
爆笑するモードにはなっていないんですね
そのため会場にいる方に質問を投げかけたり、
吉本のお菓子をプレゼントをしたり
会場のお客様と双方向で
交流するようなことを挟んでいました
さすが笑いという空間を作る、
場づくりのプロだなと思いました
セミナーでも何を話すかより、
どういう場を作るか
そこに力を入れたほうが結果として
場が活性化して成果が生まれやすくなります
2つ目は連続性です
アンダーポイントの次は
おかずクラブでした
テレビでもよく出ていますよね
このおかずクラブ、
直前のアンダーポイントのネタを
少しパロッたようなネタを挟んでいました
このパロッたネタは、
おかずクラブの力だけではなく
アンダーポイントのネタが
フックになっています
またアンダーポイントが会場を温めたから、
おかずクラブのネタを聞く姿勢が生まれています
それぞれは単発のネタかもしれませんが、
つながっていないようで実はつながっています
コンテンツの順番や話す順番も大切ですね
3つ目はご当地のネタです
これは一番ウケた瞬間で、
会場の熱量を感じました
中川家のネタは素晴らしかったですね
弟の礼二さんが、
得意の鉄道ネタを披露していました
が、一般的な鉄道ネタではなく
名古屋ならではの名鉄のネタでした
名鉄の特徴を際立たせていて、
名古屋エリアから足を運んだお客様の
ハートをわしづかみにしていました
ほかにも、
『常滑焼で有名な常滑ではネタを披露したくない』と言っていました
理由は、常に滑るから
ネタを披露するご当地の方の情報に合わせて、
相当熱心に研究されているのが伝わってきました
心理学の用語で、
ラポールという言葉があります
架け橋という意味で、
心と心の精神的的状態を表します
信頼関係が生まれている状態ですね
いつでもどこでも使えるネタを持っておくのは大切です
加えて、
少し手間をかけてご当地の情報を
折り込んだネタを披露していただけたことで
心をわしづかみにされました
一緒に見にいった妻も、
中川家はよく勉強していたねと言っていました
終わった後も記憶に残っているわけですね
セミナーでは
絶対に外さない部分は型として固めておき、
そして参加してくれる方の情報やレベルを感じ取って
話す内容もアレンジをしていく
なかなか大変なことではありますが、
お笑いからそんな気づきをいただきました
ストレス発散やリフレッシュにも
お笑いはいいですね
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄