2024年11月13日
カテゴリー:
多数決の弊害
365日ブログ
2,662日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
選挙などで、
民主主義の意思表示の場面としては
多数決が採用されています
今年はようやく民意が反映されそうな局面が来ていますが、
なかなか少数派の意見が反映されない時代が続いていました
この民主主義でも、
多数決はやむを得ないシステムですが、
すでに限界を迎えていると感じます
最近、とある番組で、
多数決を採用して少数派の意見を遮る場面がありました
見ていて、これは良くないなと感じました
多数決で決めれば、一見公平に見えます
ですが、
〇か×かになってしまう結果、
ちょうど良い着地点を見いだせずに終わってしまいました
もしかすると、
その多数派の意見が間違っているかもしれない
将来的には、少数派の意見が役に立つ可能性があるかもしれない
今日スタッフが良いことを言ってくれたのですが、
「多数決は、楽ですよね」
まさにその通りだなと思いました
多数決を採用すれば決定まで早いですし、
一見すると公平に見えるので、
対話で深めるより労力は少なくて済みます
少数の意見だから価値が無いのではなく、
少数だからこそキラリと光るものがある
多数決を取ったとしても、
対話や合意形成のプロセスは大切だなと感じました
弊社も重要な決定事項は、話し合いで決めています
多数決を意図的に避けていたわけではなく、
自然とそうなっていたのですが、
文化的にも合っているのかもしれません
行動をする上でも、
外から与えられた外発的動機よりも、
内から滲み出る内発的動機が強いです
少数の意見を遮断するのではなく、
真っ白な気持ちで耳を傾けるこも大切ですね
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄