2024年5月8日

カテゴリー:

成果を出す考え方


自分のケツは、自分で拭こう

365日ブログ 

2,473日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です 



このGW明けに、多忙な会社があるようです



それが退職代行会社です



その名の通り、

退職を代行する会社ですが、

このような会社は昔はありませんでした



アルバイトや会社勤めもそうでしたが、

必ず自分で退職の意思表示をし、

自分で所定の退職手続を行っていました



ところが、

今はこのようにお金を支払えば

自分で会社に意思表示や手続をせずに

代行をして行ってもらえるようです



1回あたり2万円前後くらいで、

比較的安価な料金です



弊社は一度も経験はないですが、

顧問先の従業員などでちょいちょい

このような退職代行会社を

利用してきたというのを聞いています



ビジネスの基本はニーズありきですから、

ニーズは確かに存在しているのでしょう



あるいは退職代行会社でも本人ではなく、

親が出てきたという話もあります



実際に弊社でも経験があるのですが、

内定を出したとある20代の女性がいました



入退社前後のギャップはお互いにとって不幸のため、

面接や食事をしてよく理解してもらえるように努めてきたつもりでした



そして内定を出して承諾



出社の日などの調整をし、

デスク等の備品等々の準備をしている中で

内定辞退の連絡をしてきたのが、

本人ではなく、その親でした



何でも体調が悪く、話すことができないとのこと



あれ?ちょっと待てよと



体調が悪くて話せないのに、

親に電話をかけて欲しいと伝えることはできる、と


少なくとも双方で時間を共有したので、

せめて本人から連絡がほしかったなと思いました



これはショックすぎて悲しかった経験でしたが、

仕方ないですから切り替えて体制を整えました



結果、採用フローを見直し、

問題を価値に転換することができました



でもこういう親のケースもよくあるようです



知人の飲食店経営者なども、

アルバイトの退職の時に残った荷物の受け渡しや

最後のアルバイト代の精算などに親が出てくることは

多いとおっしゃっていました



退職代行も親を使うのも、

我々昭和世代からすると違和感しかないですが

結局はそういう時代ということですね



価値を理解するためにも、

まずは価値観を理解する必要があります



今はそういう価値観ということを理解しなければいけませんね



ですが退職代行会社も、親も、

自分の人生の責任は、自分で取っていくしかありません



価値観の違いの受け止めは大切ですが、

最終的には自分のケツは、自分で拭くしかありません



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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