2019年12月6日
カテゴリー:
お金に関する価値観教育
365日ブログ
858日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
数日前に話題になった、
名古屋市内の小学校で問題になった恐喝・いじめ問題
いじめの対象になった生徒は
総額で20万円を持ち出していたとのこと
20万円ですよ、20万・・・
我々大人からしても大きな金額です
そんな大金を、
普通の小学校の児童のお小遣い程度では
なかなか用意できないですよね
この児童は親の500円玉貯金から
少しずつお金を抜いていったとのことです
しかも相手のグループは6人
多勢に無勢
いじめ対象に児童は
誰にも相談をできずに
心苦しい思いをしていたと察します
まずはこの児童の心のケアを最優先に
大人はフォローしていかなければいけませんね
今回の問題ですが、
受け取ったお金はゲームなどに使っていたとのこと
小学生がお金を使う目的といったら
そんなものでしょうが・・・
今回の問題ですが、
ニュース等で
いじめた側が悪い
親にも責任がある
等々言ったりしていますが、
僕から感じることは
日本におけるお金に対する価値観教育
ここが絶対的に不足していると思いますね
お金を入ってくるときは
大きくわけると2つです
物を売る
役務(サービス)提供
合意があれば贈与などもありますが、
だいたいが上の2つです
何もしていなくてお金をくれるのは、
ほぼ親族だけでしょう
見ず知らずの人がお金をくれることはまずいません
お金を稼ぐことはめちゃめちゃ大変です、
本当に大変です(^^;
ところが日本の教育において、
このお金の稼ぎ方や使い方に関する教育はほぼありません
僕は会計士の勉強を通じて初めて
簿記を含む税金、経営、
いわばお金の仕組みの基礎を学びました
そのような知識を若い時から
学んでいる人は実際には少ないですよね
税理士業界では、
税理士会でも租税教室といって、
税の仕組みを教える授業を行っていたりします
といっても全国にいる税理士は7万人しかいませんし、
限られた時間では伝える情報量は限られています
日本全体から見ると、
早い段階から人生観を含めた
お金の価値観教育を浸透していくのは必須
それをやったからといって今回のような問題や
詐欺事件を撲滅できるとは思っていませんが・・・
それでも我々大人は、
次世代の子供たちに伝える場というのを
作っていかなければいけませんね
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄