2018年9月19日
カテゴリー:
1人歩きしている言葉に気をつけよう
365日ブログ
415日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
畑中 外茂栄
最近よく生産性向上ってよく耳にしますよね
国もよく使っていますし
民間事業者もよく使っています
新聞やニュースもそうですが、
セミナーやDMのキャッチコピーで
よく使われていますよね
ただよく耳にするがゆえに、
違和感があるときがあります
どういうことかというと、
先日とあるDMが届きました
やはり流行りの生産性向上を
デカデカとコピーでいれてあります
ここで違和感が生まれました
生産性向上というより、
単なる業務効率を上げる、
もっと言えば単なる
時間短縮のような内容だったからです
僕が知りたいのが、
時間短縮をした後に何が生めるか、
どんな未来が待っているかです
綺麗なデザインではありましたが、
残念ながらこのDMからでは心は動きませんでした
おそらくコピーを書いている人も
よくわかっていないような印象を受けます
一般的な生産性向上の定義は投入対効果です
例えば、設備投資
設備投資を行って利益が向上する
わかりやすく王道なパターンです
先日承認をいただいた先端設備等導入計画ですが、
生産性向上が1つの指標になっています
分母に労働者の数もしくは時間、
そして分子は営業利益・人件費・減価償却費の合計です
シンプルにいえば、
さきほどの投入対効果です
新聞
メディア
ネット
こうやって言葉が1人歩きしている場合には、
本来の意味とは変わってしまう可能性があります
最近、言葉の意味を深く考えて、
その影響力を実感しています
このブログも400日以上続けていますが、
その数だけ言葉を向き合っています
例えば冒頭に365日とつけていますが、
これはある意味自分への宣言です
特に僕たちのようなサービスが無形の場合、
扱っている言葉の印象で良くも悪くも
ガラッと印象が変わってしまいます
言葉の影響力って本当にすごい
大勢の人じゃなくてたった1人でもいいんです
だからこそ、
届けたい人に伝わる言葉を選びたいですね
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄