2017年8月5日
カテゴリー:
資金繰りが本気でやばくなったときに必要なものはスピード
365日ブログ
5日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
世界陸上始まりましたね!
ボルト選手も
今回で引退を表明
走ったあとのあのポーズも
最後と思うと寂しいですね😱
スタートダッシュで一瞬 多田選手が
ボルト選手の前に出たときは燃えました
さて、
今日は事業再生についてです
この前の木曜日に
顧問先の方と銀行の打ち合わせに同席をしてきました。
資金繰りが厳しくなってしまい
当初の条件通りの返済が難しくなったため
条件変更をしていただくための打ち合わせです
これを
リスケジュール、
通称リスケと呼ばれる手法です
もちろん銀行側は
普通は良い反応はしないので
ちゃんとした手順を
踏む必要があります
ちゃんとした手順とは、
経営改善計画を提出し、
将来の見通しを根拠と併せて
説明することです
経営者の方は後ろめたさからか、
ギリギリまで追いつめられ
通帳残高の底が尽きるまで
行動に移すことができない方が多いです
なんとかなるだろうという
思い込みは捨てて、
スピード感を持って
先手で対策を打つべきです
経営改善計画も作成するのにも
すぐにはできませんし、
提出をしてから銀行の決済もすぐにはおりません
打ち合わせも複数回、
兼ねることもあるでしょうし
取引銀行が多ければ、
それだけ時間がかかります
今は大丈夫でも、
将来はどうなるかわかりません
余裕があるうちに、
数カ月後の資金繰りを読める体制を
日頃から作っておくべきです
これは税理士から提供される
試算表だけでは不十分です
資金繰表
売掛表
買掛表
を作る習慣を作っていきましょう。
目的は、
入金と出金のバランスを把握するためです
試算表だけでは、
通帳残高がなぜ増えたのか?
なぜ減ったのか?
原因がわかりづらいためです
習慣にするまでが大変ですが、
会社をよりよくするために習慣化していきましょう
本日もお読みいただき、
どうもありがとうございました
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄
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