2023年3月2日
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グループ会社で決算月をわける弊害
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365日ブログ
2,040日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
何社かグループで会社を運営している場合に、
その会社間に取引をしている場合に
本来の実態が見えづらいなと思うときがあります
特に決算月が違う場合ですね
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各社ごとに利益が出ているかどうかは決算を組めばわかりますが、
グループ全体として適切な利益が出ているかどうはわかりません
特にグループ会社間で取引がある場合には注意です
決算月が違うためタイミングのズレあります
大きな会社であれば連結決算という、
グループ全体の決算書を作成します
これは税務上強制ではありませんし、
決算を組む上で難易度は多少上がります
ですがメリットも大きくあります
グループ全体の決算書を作ることで、
グループ全体の真実の姿が必ず見えてきます
そのため任意であっても取り組む意義はあります
こういったことを考えていくと、
やはりグループ全体で意思決定をしたいのであれば
各社決算月を揃えておくほうが望ましいといえます
今日も2社運営している顧問先の方から、
2社合算した指標をほしいとのことで
資料を作成していました
こうやって見えるのは、
表面的な指標と実態が見える指標です
表面的な指標ばかり見えていては判断を誤りますね
やはり何事も実態や現状を把握することが大切です
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄