2025年2月25日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


売上の計上時期と入金サイトの違い

365日ブログ 

2,766日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



先日、かなり営業力がある会社のご相談を受けました



営業力ありかなり利益が出ているのですが、

それとは逆に売上代金の入金が遅いというお悩みでした



販売代金を長期に渡って分割で受け取るためです


 

まず、売上の計上時期と入金サイトは異なります



この点、重要な概念なので整理をしておきましょう



まず、売上の計上時期です



企業が商品やサービスを提供した際に、

その収益をどのタイミングで会計上認識するか



企業は自社の業種や取引形態に応じて、

適切な基準を選択することができます



代表的な例としては、

出荷基準検収基準があります


  • 出荷基準:商品を出荷した時点で売上を計上する方法
  • 検収基準:顧客が商品を受け取り、検収(検査・受領確認)を完了した時点で売上を計上する方法



これらの基準を、会社のビジネスモデルに沿って選択しましょう



一方で入金サイトとは、

商品やサービスを提供してから、

代金が実際に入金されるまでの期間を指します



例えば、「30日サイト」とは、

請求書発行日から30日後に入金されることを意味します



入金サイトも業種によって様々です



一般的な入金サイトとしては、

  • 即日入金:商品やサービスの提供と同時に代金が支払われる
  • 月末締め翌月末払い(30日サイト):月末に締めて、翌月末に入金される。
  • 月末締め翌々月末払い(60日サイト):月末に締めて、翌々月末に入金される。


などが考えられます



例えば即日入金であれば電子マネーNGの飲食店などがあります



60日サイトは、医療系や介護系の会社が該当します



支払が先行し入金が遅くなれば、資金繰りも悪くなります



黒字倒産



という言葉あります



商品を販売しているので、

黒字=利益は出ています



ですが、

利益が出ていても代金を回収できなければ、資金は尽きてしまいます



つまり、売上を計上しても入金が遅れれば資金繰りに悪影響を与えます



会社としては、まずは売上計上と入金サイトの違いを理解すること



その上で適切な資金繰りを行うことが求められます



自社の売上の計上時期と入金サイトを理解しましょう



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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