2025年2月25日
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売上の計上時期と入金サイトの違い

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公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
先日、かなり営業力がある会社のご相談を受けました
営業力ありかなり利益が出ているのですが、
それとは逆に売上代金の入金が遅いというお悩みでした
販売代金を長期に渡って分割で受け取るためです

まず、売上の計上時期と入金サイトは異なります
この点、重要な概念なので整理をしておきましょう
まず、売上の計上時期です
企業が商品やサービスを提供した際に、
その収益をどのタイミングで会計上認識するか
企業は自社の業種や取引形態に応じて、
適切な基準を選択することができます
代表的な例としては、
出荷基準と検収基準があります
- 出荷基準:商品を出荷した時点で売上を計上する方法
- 検収基準:顧客が商品を受け取り、検収(検査・受領確認)を完了した時点で売上を計上する方法
これらの基準を、会社のビジネスモデルに沿って選択しましょう
一方で入金サイトとは、
商品やサービスを提供してから、
代金が実際に入金されるまでの期間を指します
例えば、「30日サイト」とは、
請求書発行日から30日後に入金されることを意味します
入金サイトも業種によって様々です
一般的な入金サイトとしては、
- 即日入金:商品やサービスの提供と同時に代金が支払われる
- 月末締め翌月末払い(30日サイト):月末に締めて、翌月末に入金される。
- 月末締め翌々月末払い(60日サイト):月末に締めて、翌々月末に入金される。
などが考えられます
例えば即日入金であれば電子マネーNGの飲食店などがあります
60日サイトは、医療系や介護系の会社が該当します
支払が先行し入金が遅くなれば、資金繰りも悪くなります
黒字倒産
という言葉あります
商品を販売しているので、
黒字=利益は出ています
ですが、
利益が出ていても代金を回収できなければ、資金は尽きてしまいます
つまり、売上を計上しても入金が遅れれば資金繰りに悪影響を与えます
会社としては、まずは売上計上と入金サイトの違いを理解すること
その上で適切な資金繰りを行うことが求められます
自社の売上の計上時期と入金サイトを理解しましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄