2024年11月15日

カテゴリー:

融資&創業融資


融資の前に、税金と社会保険料の滞納は解消する

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2,484日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



融資を受ける際に、

銀行に決算書や申告書などの書類を数年分提出します



その際に決算書を一式をもとに審査を受けますが、

決算書の中に存在すると心証が悪くなる取引があります



その代表的なのが、



税金と社会保険料の滞納



です



赤字でも税金や社会保険料の支払いは無くならないため、

税金と社会保険料の支払いを先延ばししたくなるお気持ちはわかるのですが、

やはり銀行側にはその点も見抜かれてしまいます



税金については納税証明書も提出を要求されることが一般的です



もともとの滞納が無ければ、

もっと資金繰りが悪いと想定されます



よって、本来の資金繰りまで考えると

貸したお金が適切に返済されない可能性も出てきます



ましてや税金や社会保険料などの支払いは公的な義務になります



銀行の立場を考えれば、やはり優先的に支払いを終えておきたいところです



ですが、提出した決算書はすでに未払が計上されている場合もあるでしょう



その際には、

直近の試算表を提出しすでに支払いを

終えていることを説明できるとベターです



あるいは全額支払いを終えていないケースも現実的にはあると思います



その際には、

分納計画などを示し支払っている事実を

別途説明をすることも大切です



取引先への支払いを優先したいお気持ちもわかるのですが、

やはり公的な義務の支払いの遅延は心証が悪くなってしまいます



もし納税資金が足りないのであれば、

納税資金の融資を先に借りるのも手になってきます



期限到来前の法人税であれば、

納税資金として融資を受けることができる可能性があります



危険水域になってから動き出すよりも、

先手で対策を考えいく体制を整えましょう



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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