2024年11月13日

カテゴリー:

成果を出す考え方


多数決の弊害

365日ブログ 

2,482日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です 



選挙などで、

民主主義の意思表示の場面としては

多数決が採用されています



今年はようやく民意が反映されそうな局面が来ていますが、

なかなか少数派の意見が反映されない時代が続いていました



この民主主義でも、

多数決はやむを得ないシステムですが、

すでに限界を迎えていると感じます



最近、とある番組で、

多数決を採用して少数派の意見を遮る場面がありました



見ていて、これは良くないなと感じました



多数決で決めれば、一見公平に見えます



ですが、

〇か×かになってしまう結果、

ちょうど良い着地点を見いだせずに終わってしまいました



もしかすると、

その多数派の意見が間違っているかもしれない

将来的には、少数派の意見が役に立つ可能性があるかもしれない



今日スタッフが良いことを言ってくれたのですが、



「多数決は、楽ですよね」



まさにその通りだなと思いました



多数決を採用すれば決定まで早いですし、

一見すると公平に見えるので、

対話で深めるより労力は少なくて済みます



少数の意見だから価値が無いのではなく、

少数だからこそキラリと光るものがある

多数決を取ったとしても、

対話や合意形成のプロセスは大切だなと感じました



弊社も重要な決定事項は、話し合いで決めています



多数決を意図的に避けていたわけではなく、

自然とそうなっていたのですが、

文化的にも合っているのかもしれません



行動をする上でも、

外から与えられた外発的動機よりも、

内から滲み出る内発的動機が強いです



少数の意見を遮断するのではなく、

真っ白な気持ちで耳を傾けるこも大切ですね



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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