2021年8月24日
カテゴリー:
銀行の審査がマイナスにならない決算書を「決算前」に作る
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公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
いわゆる”決算対策”というのは、
決算日を超えてしまえばできることは
少なくなってしまいます
決算日が3月31日であれば、
4月1日以降であればできることは
少ないといったイメージですね
つまり対策対策というのは
決算到来前にやるべきことが
9割以上占めていると断言できます
3月31日が決算日であれば、
2月~3月に行うべきです
この決算対策は税金の納税金額の話だけではありません
ほかにも、
銀行
の話があります
銀行が見ている項目には
利益が出ているかどうか、
損益の部分のほかにも貸借対照表があります
先日、決算対策で打ち合わせをした
クライアントの方で役員貸付金が
溜まってきてる会社がありました
これは銀行が嫌う取引の1つです
この役員貸付金は一度作ってしまい、
金額がどんどん大きくなっていくと
なかなか簡単に消すことができなくなってしまいます
この役員貸付金も決算日到来日前であれば
消せる手法もありますが、
決算到来日後であれば難しくなってしまいます
3月決算であれば、
3月31日に解消するか、
4月1日に解消するか
結果は同じ解消している状態も出
決算書は変わり、銀行の目線も変わってきてしまうものです
今回も決算前に解消をすることができました
税金だけでなく銀行も意識した決算が重要です
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄