2020年1月14日

カテゴリー:

決算・決算書・決算業務


僕たちは銀行にお金を貸している!?決算書の知識があれば、ビジネスモデルの仕組みが見えてくる

365日ブログ

897日目 


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



1月も半ばに入り、

我々の業界は月次業務と季節業務が交錯し、

繁忙期に突入しています



1月は出張も重なっているので、

ここから先は時間を無駄にせずに

進めていきたいと思います



今日はちょっと雑談のような内容ですが、

うちの母親は昔銀行員をしていました



昔、母親が自分のために

作ってくれた定期預金関係



この定期預金関係は利息がついてきたんですよね



子供のころはこの利息がなぜつくのか、

よくわかりませんでした



もっといえば、

銀行が何で儲けているのか

よくわかりませんでした



母親に聞くと、



「会社にお金を貸したりしてその利息や

事務関係の手数料とかが儲けになっている」



という説明でした



ここからは少し簿記の話になりますが、

普通の会社であれば、



普通預金→資産の部

銀行からの借入金→負債の部



に計上されます



資産とは文字通り会社の財産

負債はいずれ返さなければいけないものというイメージです



こちらのほうはイメージしやすいですね



ところが、

銀行の決算書ではこれが真逆になります



銀行の決算書をチラ見してみましょう

企業に貸付をしている融資は

貸出金→資産の部

会社や個人から預かっている普通預金等は

普通預金→負債の部



に計上されています



決算書は一般の会社とは真逆になるんですね



そう、実は僕たちは銀行にお金を貸しているんです



この見方っておもしろくないですか?



次に、

銀行の調達→投資→回収

プロセスを考えてみましょう


銀行側からすると、



企業や個人から普通預金や定期預金を集めて、

まとまったお金で融資として貸出をしたり

金融商品に投資をして利ざやを稼ぐ



というビジネスモデルが見えてきます



銀行だけに限らないんですが、

特殊な業種も簿記の知識等があれば

仕組みが見えてくるものがあるのでおもしろいですよ^^



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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