2018年12月9日
カテゴリー:
治療コストより予防コストに重点を置く
365日ブログ
496日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
先日、歯の定期健診に行ってきました
昨年、激しい痛みに襲われて
とある歯の神経が死んでしまいました・・・
そこから治療が終わったあとに、
定期健診で3ヶ月置きに通うことにしています
今回の定期健診でも、
治療が必要な歯が早い段階で見つかったり、
ひとまず経過観察で様子を見る歯が見つかりました
歯の治療から興味が深いデータがあります
予防のコストにと治療のコストが高くなるというデータです
トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と
豊田加茂歯科医師会の共同調査によれば、
定期的に歯科を受診して歯の健康維持に努めた人は、
生涯医療費が平均よりも安くなったという調査結果があります
引用:歯科治療なんでもブック P210
65歳の時点で、
定期的に歯のメンテナンスをしている方と
何もメンテナンスをしていない方との差では
総医療費に15万円以上の差が出るって大きいですよね
会社経営においてはわかりやすいのは
ドンブリ経営を行った結果です
例えば税金は典型的な代表例です
目の前の税金を減らすために一生懸命になり、
節税商品に手を出して繰り延べる
業績が悪くなった時には節税商品を解約し、
解約損が出てしまう
プライベートな経費を突っ込んだ結果、
税務調査で否認されてしまい
追徴も含めて余分な税金を支払ってしまう
コストは金銭だけでなく時間も発生します
こういった事後の治療コストを避けるためにも
事前の予防コストを確保しておくことも大切な視点です
例えば通帳の使い方でも目的によって
使い分けることができます
納税金額や必要な繰越金の額の目標値を設定する
納税預金口座や利益口座に資金移動をして
運転資金とは明確に分離をする
下記の記事をご参照ください
たしかにめんどくさいし、手間もかかります
視点を変えれば、
将来に向けた予防コストなのかもしれませんね
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄